MacOS X での、ギリシャ文字入力

α, β, γ, ... とアルファベットを入力したい時があります。そんな時の入力方法のお話です。

もちろん、日本語入力で、「あるふぁ」といれて、変換するとでますが、半角で表示させたいようなときには、半角で表示される時と、全角で表示される時があるのを経験することがあります。特に、英語の文章を書いていて、日本語入力で変換するというのは、矛盾を感じることがあります。また、一部だけ日本語フォントで表示されたりすると、他の環境で開くことを考えた際に、心配になります。例外的に、「μ」については、alt+m で入力可能です。同じように、αを入力したくて alt+a をすると残念ながら「å」が出てきます。HTMLやLaTeXで入力している場合は、それぞれに半角英数での入力規則があるので、かえって、安心して入力できます。

システム環境設定 > 言語とテキスト で、''Greek'' を有効にすると、a のキーで「α」が出てきます。私の日本語キーボード環境では、Greek を有効にしても、「かなキー」と「英数キー」による入力切替は、ひらがなと英数入力に割り当てられたままで、Command + スペースで Greek 入力を選択します。キーストロークの数は、Greek 入力が圧倒的に少ないのですが、1文字入れるだけなら、微妙かもしれません。

MacOS X 10.6 では、日本語変換で入力しても、Greek 入力をしても、テキストエディットや indesign などは、ソフト側がうまく処理することが多いようで、結果は大きく異ならないことも多い気がします。英語の文章のなかで、入力するには、Greek の方が違和感はないことが多いかもしれません。入力方法が2系統あると、片方で、思ったとおりにならないときに、良いことがあるかもしれません。

ちなみに、文字化けについては、技術の進歩のおかげで、すごく減りました。 Blogger の HTML の編集で、わざわざ ''& mu;'' と入力すると 「μ」とHTMLの編集画面すら変換して表示されるのが、昨今のご時世のようです。

ローカルで使用する範囲に限定するなら、ギリシャ文字でも表示できるフォントが、どれかを知っている方が、重要な場面もあります。

現在でも、多少、カッコ悪いと思うこともあるでしょうし、「あったま悪いんじゃなかろうか?」なんて他人に思われそうですが、alpha, beta, gamma, ... と書くのが、やっぱり安全な気がします。

B! LINE