carbon emacs 日本語フォントの設定

Carbon Emacs でのフォントの設定は、
http://macemacsjp.sourceforge.jp/matsuan/FontSettingJp.html
に、書いてあるようにするだけです。

だけなのですが、初心者には、この「だけ」が意外と難しい。
壊して、動かなくなったら、それこそ、一大事ですから (笑)。
つい最近まで、実は、パスの通ったフォルダーの見方がわからず、
様々な、拡張をあきらめていた次第です。

パスの通ったフォルダーは、
Emacs.app/Contents/Resources/site-lisp/mac 
と、書いてあるのですが、普通はFinderではこのフォルダーは見えません。
Finderの右クリックから、emacs.appの中に入れることがわかり、
やっと、他人の書いてくださったLISPを使って、
カスタマイズをする気になりました。
基本的に、ターミナルは苦手なんです (笑)。

なぜ、根性出して、フォントの設定が必要かというと、
Carbon Emacs を MacBook で使った場合、
私には、12ポイントは小さすぎるので、
もっと、大きなフォントを設定する必要があるからです。

いままで、フォントの設定は、
上記のサイトの 「5. 簡単な例」を
.emacs に丸ごと貼り付けるだけしていました。
なお、fixed-width-fontset パッケージは
使用していませんでした。

このやり方だと、フォントが太めに表示されてしまい、
あまり、美しくないのです。
そこで、textedit を使ってしまうことも多々ありました。

(textedit でもemacs様のキーバインドでカーソル移動と
cont-k, cont-yなどの使用が可能ですので。
あまり、長いものや推敲を繰り返さなければ、textedit も、
立派な選択枝となってしまいます。
ただし、エンコーディングの自動判別に、かなりの難があり、
事実上は、設定したものひとつとなってしまいます。)

転帰のひとつは、日本語フォントとして、
ヒラギノ角ゴ w3 を使うことを決めたことにあります。
今までは、せっかく買った Adobe Creative Suite についてきた、
小塚ゴシックを使おうとしていたのですが、
ヒラギノ角ゴの方が癖が無いので、
最近は、ヒラギノ角ゴの方が気に入っています。

もう一つは、英語のフォントとしては、Helvetica または Arial が、
お気に入りなのですが、Monaco も、モニターでみている分には、
悪くないではないかと、思い直したからです。
ヒラギノ角ゴの中では、Monaco は意外と落ち着いて見えます。
(スライドや印刷の用途では Helvetica または、Garamond,
Myriad pro, Adobe calson pro あたりが好きです)

小塚ゴシックやヒラギノ丸ゴは、ちょっと丸い感じがあるのが、
私には、常時表示するには、ちょっと、厳しいのであります。

ヒラギノ角ゴとMonacoの組み合わせと、いうことなら、
http://macemacsjp.sourceforge.jp/matsuan/FontSettingJp.html
にある、
1. fixed-width-fontset パッケージを使う
という設定をそのまま、使えば良いではないか!
と、なった次第であります。

なお、このパッケージの
"hirakaku_w3" 14
と、

;====================================
; 行間設定
;====================================
;;整数で指定するとピクセル数で、少数で指定すると
;;行の高さに対して相対値で設定されます。
(setq-default line-spacing 0.3)


というを.emacsに記載し併用しています。

当サイトのように、右から左、上から下へと
日本語がベタベタと入力される際には、
ある程度の行間が空いている方が読みやすいと、
私は思っています。

現在は、この設定で、使用中です。

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