FlexScan SX2461W

FlexScan SX2461Wという、24インチのナナオのモニターを仕事のために購入しました。
MacBook の液晶をみていると、眼痛と頭痛がするようになり、評判の高いナナオのモニターを買うことにしました。購入の理由が、理由なので、予算はあまり制限をかけていません。20インチくらいのものと迷いましたが、結局、24インチにしました。
MacBook 2200/13.3 Black MB063J/B に、mini DVI - DVI の変換アダプターをさして使っています。MacBook のモニターと比較するのも、悪い気がしますが、購入を考えている方の参考になれば幸いです。なお、机が狭いので、2画面にはせず、MacBook のキーボードを使って操作しています。適当なキーボードを持っていないことと、1,000円マウスの1ボタンの認識がうまくいかなくなること、USBポートが手元から遠くなることが理由です。

画面が大きな分、作業はやりやすく感じています。とくに、ふたつのファイルや絵などを比較して、または参照して作業する場合は、コマンド+Tabで切り替えるよりも、たいへん有効です。当然ながら、LaTeX 等のEmacsの縦2画面表示も24インチなら快適です。(フォントが小さくなくてもたくさんの行が見える) また、2461の方が目も疲れにくいと思います。主に Text-mode で使用しています。

実は発色は、彩度が上がることはあまり期待していませんでした。ところが、MacBookのモニターよりも赤も青も彩度は高く感じます。特にオレンジの彩度が2461の方が高く感じます。どちらが好きかは好みがあると思います。言い方を変えると、MacBook のモニターの方が地味に見えると考えていただいてもかまいません。一般的には、緑の階調再現性が比較対象にしやすいようですが、MacBookのモニターとの比較は、これ以前の問題になるようです。

愛用のNikon D80というカメラは、白トビしやすいのですが、白トビはやはり白トビです。情報の無いものは、無いままです。

階調表現が豊なので、白黒の画像データファイルなどを見るときは、極めて有効です。階調表現に乏しいと擬似的にエッジ強調のようにみえますので、階調表現の良いものの方がやわらかい表現になる傾向があります。しばらく慣れるまで、「ぼやけている」なんて、感じてしまう可能性があります。ただ、細部の比較は階調表現が豊かな方が、詳細にできることを体で覚えるのに、わずかながら時間がかかります。これは、銀塩フィルムとデジタルカメラの粒子性云々に似た世界を感じます。

欠点といえば、大きく重いこと。もう一つは、部屋の中からだとどこからでも見えるくらい可視角度が広いので、楽しそうな事をしていると、みんな寄っくることの2点でしょうか?

時期をみて、MacPro をつなごうと考えている今日この頃です。

B! LINE