viper-mode on emacs で "/" でインクリメンタル検索をする方法

viper-mode で、viの検索をインクリメンタル検索に変更する方法です。
.viper などに、下記を加えます。
下記の上が、順方向、下が逆方向です。

(define-key viper-vi-global-user-map (kbd "/") 'viper-isearch-forward)
(define-key viper-vi-global-user-map (kbd "?") 'viper-isearch-backward)

これで、"/" でインクリメンタル検索ができるようになります。

この際に問題点となるのは、vi 方式の検索を行っているのに、
''n'', ''N'' での次候補および前候補の指定ができません。

Level 5 で設定していると実は、
''Control-s'' と ''Control-r'' が生きていますので、
次候補と前候補の指定は emacs 方式に従うことになります。

これでは、vi の単純な命令入力の方法が生きません。
また、''Control-s'' と ''Control-r'' が生きていますので、
無理に "/" に、この機能を割り当てる必要はなさそうです。

そもそもは、"/" での検索の不満点の
英語の小文字と大文字を区別してしまうことを
解決するのが目的でした。
長い英語の文章をLaTeXで書く際に有用です。

検索で大文字、小文字の区別をなくすための
.viper への書き込み方は、

(setq viper-case-fold-search t)

のようです。

私の環境では、

:set ic

を入力した際に、viper側が設定を保存するかどうか聞いてきます。
設定を保存すると、上記が追加されました。

ちなみに、検索の際に大文字、小文字を区別するようにするのは、
:set noic
です。

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