機動戦士ガンダム OO にみる CUI とテキストエディターの未来形 ?
なにげなく、ケーブルテレビを見ていたら機動戦士ガンダム OO (2nd) の再放送をしていました。
プトレマイオスの中で、スメラギ・李・ノリエガ が向かうモニターに、コンピューターのインターフェィスの未来形を見たような気がしました。
まず、圧巻は壁一面のモニターでしょう。部屋の壁一面モニターというのは、とてつもない大きさです。ノリエガは、壁一面のモニターの前に座って作業をするわけですが、当然のことながら壁一面は視野よりも遥かに大きいわけです。結果として、自分の前の100インチモニターくらい範囲に、ウインドウを展開して作業することになります。このウインドウが、Emacs に類似しウィンドウ下部にニミバッファー部分を持った形状をしていました。これを、5-8個くらい並べてキーボードのような装置で入力を行い、作業をしていました。
基本的に SF の世界でも、キーボードの派生形のような入力装置を頻回に目にします。アイコンなどをマウスで操作する Graphical User Interface (GUI) が発展していますが、文字を中心とした Caracter User Interface (CUI) やテキストエディターは当分なくならないのだなと、妙に感心いたしました。
相手がコンピューターであれ、人間であれ、キーボードで文章を書いて渡すという作業は、情報伝達で今後とも重要な役割を担っていくような気がしました。
まわりの人はみんなワードプロセッサで文章を作成します。私のようにテキストエディターで書いて、流しこんで、書式を決めるのは極めて少数派になっています。テキストエディターが今後も発展を続けてくれることを祈る今日この頃です。