iTunes and afplay

高音質評価される MacOS X のターミナル上から音楽ファイルを再生するソフトの afplay と iTunes 10 についてです。

結論をいうと、どちらの方法でも、私の黒 MacBook に直接ヘッドフォンをつないで、iTunes の圧縮ファイルで構成されたライブラリを聞いている限りでは、大きな差はなさそうです。ただし、iTunes の設定は気をつけるべきです。

同じだという意見と、afplay の方が良いとする意見の2つがあるようです。はじめは、afplay の方が良いようにも思われました。ところが、afplay の方が明らかに良いものと、差がわからないファイルがあることに気がつきました。次に、iTunes 10 側の環境設定の再生の項目で、音量を自動調整のチェックをはずすと、afplay での再生と差がわからなくなることに気づきました。この機能は、iTune で曲をシャッフルするための機能と理解しています。異なるアルバムの曲を連続再生しないのであれば、音量を自動調節のチェックははずしておく方が、私の使い方では良かったようです。サウンドエンハンサーについては、好みの問題と考えています。個人的には、使わない方が好みです。

afplay で気になったのは、iTunes で CD から読み込んだ ACC 形式 (表示されれる拡張子は .m4a ) や iTune store からダウンロードしたファイルの再生ができないことががあることです。基本的には、コマンドは好きな方なのですが、さすがに、手持ちの圧縮ファイルのライブラリでエラーを量産した時には、悲しい気持ちになります。

afplay については、最近数ヶ月の記載でも評価する内容があります。afplay の実力は、非圧縮ファイルだと、もっと、差が実感できるのかもしれません。また、afplay の実力は、ヘッドフォン アンプなどの機材を投入するとわかるようになるのかもしれません。愛用の黒 MacBook を買い替えたあかつきには、afplay と iTunes の違いがわかるようになるのでしょうか?

少なくとも iTunes の便利さに軍配が上がるというのが現在の機材での感想です。ターミナルから afplay で再生するのも、たまには、玄人っぽくて良い気がします。
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