iTunes and afplay 2

こりずに、afplay についてです。

残念ながら、取り込みのあまり良くない mp3 ファイルでは、違いが判りにくかった afplay です。CD音源だとわずかですが、違いが判るような気がします。といっても、音質が決定的に異るというわけではありません。わずかに afplay の方が音の立ち上がりが、きれいな気がします。ただし、その分、「かたい」「うすい」印象をうける可能性があるかもしれません。かえって好みでなくなる方もいらっしゃるかもしれません。アンプをとおして本格的に組んだ再生環境ならどうかわかりませんが、ヘッドフォンを直継ぎした環境での差はわずかです。こんな環境で、インターネットを見ながら聴くような聴き方だったら、再生しやすい方に軍配があがるだろうと思います。

さて、手軽さという面からいうなら、Muse Labs Tools などを使うと、とっても簡単に afplay の機能を使うことができます。このくらい簡単に連続再生ができると、使う機会は増えそうです。

Muse Labs Tools の使いかたは、説明が少ないのですが、再生アイコンをどれでもいいからクリックするとファイルを選択できます。ファイルの選択を行うと、自動的に再生が始まります。再生を止めるには、止めるためのアイコンをクリックする必要があります。ファイル管理は iTunes で行い、Muse Labs Tools で再生するという方法も現実味がある方法だと考えます。

afplay をターミナルから、手入力で動かす方が音が良いと、報告されている方がいました。このようなこだわりの世界も決っしてきらいではありません。音の世界は、聴いている本人が満足できることが大切だと思います。ケーブルを交換して、スピーカーの位置や高さを、一生懸命設定するような世界に通じるものがあると感じた今日この頃です。
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