Leopard での TeX システム再構築

何回か MacOS X のアップデートを行った際に、MacPorts が不安定になることがあるようです。なんとというか、考えれば自然ですが、TeX が干渉されてしまいました。その解決方法 (緊急避難方法) です。

何回か MacOS X のアップデートを行ったマシンのTimemachine 経由で、新しいマシンにデータを載せたときも、同様の現象がおこるようです。Gnuplot のインストールのため、MacPorts を使用したのですが、うっかりと MacPorts で outdataed のソフトをアップデートしようとした際に TeX が干渉され、既存のTeX がうまく作動しなくなりました。なんとか、MacPorts での再構築を試みましたが、うまくいきません。

最終的に、とある教授の記載を参考に、小川氏の JIS X0212 for pTeX より Drag & Drop UpTeX と GPL Ghostscript 9.02 を導入し解決しました。Drag & Drop UpTeXは、「TeXShopからの使用を主目的に、任意のフォルダにDrag & Drop、Double clickすればインストールが済むバンドル・パッケージにしてみた」との開発経緯だけに、TeXShop の使用だけを考えるなら、十分に機能するように思います。ただし、日本語環境はためしていません。

かなり、さみしい解決になりましたが、道具とわりきって、これもありでしょう。あきらめるまでに、約一晩の作業時間が必要でした (笑)。

アップデートは、MacPorts には冷たいようです。Drag & Drop でのインストールで切り抜けるか、十分な知識を持つかしかないようです。MacPorts を主につかうなら新しいマシンには、すべて再インストールの方が良いようです。
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