Helvetica neue on Indesign CS3

英語の書体は、たくさんあって、ある程度、種類の限られる日本語のフォントよりも理解が難しいと感じています。

Sans-serif という書体、つまり日本語フォントだとゴシックに相当する英語の書体についてのお話を今日はします。

Sans-serif の代表格といえば、Helvetica という書体だと思います。Arial も非常に近いフォントだと私は理解しています。これらの書体は、私には、ちょっと、太すぎるのです。Helvetica より、ちょっとだけ線が細くて、condense のような幅の狭い文字までカバーするフォントですと、Helvetica neue というフォントがあります。特に、日本語と混ぜて本文に使う場合には、Helvetica だと重く感じることが無いとはいえません。
Myriad pro というAdobe のフォントもありますが、こちらも線は太めです。Myriad pro も Helvetica neue と同様に多様な太さや傾きの文字が選べます。

現在のところ、Sans-serifについては、気分で Myriad pro と Helvetica neue を使い分ければいいかと、考えています。

ところが、この Helvetica neue 、Indesign や マイクロソフトのワードなどで表示すると、"r" が小さく見えるのです。はじめワードできがついたのですが、Indesignでも同様の表示でした。なお、textedit.app では、"r" は他のフォントと違和感を感じない大きさです。

最近になって、モニター上の問題だけで、印刷すれば問題ないことが多いということが、わかりました。しかし、打ち出さないと全体の印象がわからないというのは、ちょっと、寂しい今日この頃です。

印刷しない文章と、表組み、図の説明以外は、serif や、日本語フォントの英字を使う方がいいのかな?  などと、ちょっと、軟弱な今日この頃です。合成フォントを作るのも、一手間かかりますし...

欧文の組み版では、ずいぶん小さな文字も Serif の書体を使ってあります。文字の形と種類が単純なだけに、奥深く、気長に勉強する必要がありそうです。


もっとも、フォントの心配をする前に、内容の心配をするようにという声が聞こえてきそうですが...

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